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美術展 | 徒然忘備録

徒然忘備録

日日徒然の中で、これはおもしろい!、ためになる!、って記事を忘れないよう「徒然忘備録」として保存してます。 ワタシと同じ価値観持った人向けの情報記録ブログです。
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    2015年 展覧会ベスト10
     
    2015.12.30 Wednesday
    2015年 展覧会ベスト10
    author : Tak
    年末にその年に観た展覧会の中から恣意的にベスト10を決め、発表し始めてから今年で11回目となります。11年も続けて来れたのは、支えてくれた家族と駄文を読んで下さる皆さんあってのこと。あらためまして感謝申し上げます。


    ここ数年、公私ともに身の回りが慌ただしく、中々思うように展覧会に足を運ぶことが叶いません(Ingressにハマったという説も…)。見逃してしまった展覧会も沢山ありますが、総括として「2015年 展覧会ベスト10」をあげておきたいと思います。


    池上秀畝


    今年から始めた、「あなたが選ぶ展覧会 2015」や「プロが選ぶ展覧会」「かみさんが選ぶ展覧会」と合わせてお楽しみ下さい。


    同様にブログにまとめられた方いらっしゃいましたら、是非TB(トラックバック)送って頂ければ幸いです。(コメントでも結構です) Facebookページ「青い日記帳」でも大歓迎です。


    「ベスト10」と称し、展覧会に順位を付けるのはどうかと思いつつも、これも毎年恒例の「縁起もの」です。発表しないと無事に年を越せないので僭越ながら発表させて頂きます。


    素人の分際ではなはだ恐縮では御座いますが、何卒お付き合い頂ければ幸いです。


    王冠22015年 私が観た展覧会ベスト10王冠2


    アート1位:「グエルチーノ展 よみがえるバロックの画家


    国立西洋美術館

    http://www.nmwa.go.jp/

    開催期間:2015年3月3日 〜 5月31日


    昨 年(2014年)年間ベスト1に選出した「東山御物の美」同様に、今年はぶっちぎり文句なしで「グエルチーノ展」が1位です。この規模のイタリア・バロッ ク絵画、しかもひとりの画家の作品(油彩のみ、エッチングなど無し)をまとめて観られる機会は、後にも先にもう無いでしょう。


    震 災でズタボロになってしまったチェント市立絵画館(チェントはグエルチーノの故郷です)の壁や教会の天井から外され、遠く離れた日本まで、はるばるやって 来たまさに奇蹟の展覧会。距離を置いて観ても何が描かれてあるのか一目でわかるようなコントラストと発色の良い青色。画面の中に陰影が複雑に入り組み、あ たかもそれが斑点のように見える「グラン・マッキア(偉大な斑点)」と称される、グエルチーノ芸術の特質をこの目でしかと観ることが出来ました。


    以前のように海外へ気軽に行けなくなってしまったので、日本に居ながらにしてこうした展覧会が観られるのは、本当にありがたいことです。


    「グエルチーノ展」が国立西洋美術館で開催されます。

    「グエルチーノ展」おススメ3作品。

    「グエルチーノ展」5月31日(日)までです。



    アート2位:「水 神秘のかたち


    サントリー美術館

    http://suntory.jp/SMA/

    開催期間:2015年12月16日〜2016年2月7日


    生 き物にとって無くてなならない水。命の水は古来より世界各地で崇められてきましたが、とりわけ日本では特に水に対する信仰が強く、神仏のみならず、文学、 芸能、絵画などにも大きな影響を与えています。しかし、形の無いものをテーマに展覧会を形成するのは並大抵のことではありません。ともすれば風呂敷を広げ 過ぎてまとまりのないものになりかねません。「水 神秘のかたち」展では水にかかわる神仏を中心に、その説話や儀礼を紹介することに的を絞りまとまりのあるものに仕上げています。来年2月まで開催している ので是非一度。



    アート3位:「スサノヲの到来


    DIC川村記念美術館

    http://kawamura-museum.dic.co.jp/

    開催期間:2015年1月24日〜3月22日



    渋谷区立松濤美術館

    http://www.shoto-museum.jp/

    2015年8月8日〜9月21日


    「水」 よりももっともっと目に見えない存在である「スサノヲ」。『古事記』『日本書紀』に登場するこの男神をどのように我々のご先祖さまは形としていったので しょう。また2000年以上もひとりの神様のイメージをどのように共有してきたのかも見ごたえがありました。川村記念美術館と渋谷区立松濤美術館と巡回し たので二回も楽しめてしまった嬉しい展覧会でもありました。古いものから現代アートまでひとつひとつ心の琴線に触れる作品(展示物)ばかりでした。図録は 宝物です。



    アート4位:「大ニセモノ博覧会


    国立歴史民俗博物館

    https://www.rekihaku.ac.jp/

    開催期間:2015年3月10日〜5月6日


    お 葬式に飾られる造花から江戸時代の偽物小判、はたまた人魚のミイラまで、古今東西本物あるところに必ず偽物は存在するものです。しかし、その偽物が作られ る動機は様々。人をだますために作られるわけではなく権力を誇示するために無くてなならぬアイテムでもあったのです。地方の大地主となると、関係者を自宅 に招き宴会を開くことも大事な仕事のひとつ。その宴会場は同時に財力を誇示する絶好の場所でもあります。そこには狩野派や雪舟の掛軸、誰しもが知るメ ジャーな絵師の屏風が欠かせません。派手なチラシに惹かれて足を運びましたが期待以上の大きな収穫のあった展覧会でした。


    ニセモノ ゾクゾク!!「大ニセモノ博覧会」



    アート5位:「岡崎京子展


    世田谷文学館

    http://www.setabun.or.jp/

    開催期間:2015年1月24日〜3月31日


    大 大大好きな岡崎京子さんの展覧会をベスト10に入れないわけにはいきません。漫画やアニメの展覧会がここ数年多くなってきましたが、イベント的なものも勿 論楽しく必ず観に行ってしまいますが、こうしたある時代をフォーカスするように構成された展覧会は、下手な絵画展よりも何十倍も価値があります。自分のよ うな「岡崎京子世代」に熱く信奉・支持された展覧会ではなく、20代の若い世代の来館者も多かった点がその理由を如実に物語っています。岡村ちゃんの曲を ウォークマンで聴きながら岡崎京子の漫画を読み耽る。あんな幸せで贅沢な時代はもう二度と来ないのでしょうね。


    「岡崎京子展」開催!



    アート6位:特別展「白鳳」


    奈良国立博物館

    http://www.narahaku.go.jp/

    開催期間:2015年7月18日〜9月23日


    聞 きしに勝る素晴らしさ。トーハク以来の博物館での対面を果たせた薬師寺の月光菩薩像や、驚きの法隆寺の夢違観音の露出展示などなど地元奈良でしか開催不可 能な夢の仏像展。「白鳳時代」というくくり方について様々な意見があるようですが、なにはともあれ7世紀後半の日本でどんな仏像や仏教彫刻が生み出された のかがこの展覧会で全て解るラインナップ。教科書以上に内容の濃い展覧会はこれが初めて。旅先で展覧会観るとどうしても贔屓目に見えてしまうのですが、こ の「白鳳展」だけは別格でした。奈良博の本気を見ました。(でも空いていたんですよね…)



    アート7位:「ヘレン・シャルフベック展


    東京藝術大学美術館

    http://www.geidai.ac.jp/museum/

    開催期間:2015年6月2日〜7月26日


    今 年は女性アーティストの展覧会が多かった一年でもありました。その中でも群を抜いてこの「シャルフベック展」は心に深く残るものがありました。シャルフ ベックの日本での知名度はほぼゼロですが、故郷フィンランドでは国民的画家であると共に、2012年にシャルフベック生誕150周年を記念する大回顧展が フィンランド国立アテネウム美術館で開催されるなど近年、世界的に注目される画家の一人。そもそものきっかけは、「ハンマースホイ展」(2008年)の準 備中に、日本でシャルフベックをやらないかとタニネン館長(現在ヘルシンキ市立美術館長)から声をかけられたのが始まりだったそうです。


    フィンランドを代表する女性画家ヘレン・シャルフベックの日本で初めての回顧展が開催されます。


    「ヘレン・シャルフベック展」は、2016年1月10日〜 3月27日の日程で、神奈川県立近代美術館 葉山へ巡回し開催されます。お見逃しなきように!



    アート8位:「レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展


    東京富士美術館

    http://www.fujibi.or.jp/

    開催期間:2015年5月26日〜8月9日


    観 に行く前は、レオナルドの《アンギアーリの戦い(タヴォラ・ドーリア)》一点豪華主義の展覧会かとばかり思っていましたが、豈図らんや、考え抜かれた素晴 らしい構成の展覧会でした。レオナルド以前の合戦図は、緊迫した戦いの様子というよりも、日本の絵巻物のように出来事を羅列するだけの、おとなしい感じの 作品ばかりだったものが一変。レオナルドの従軍し目の前で合戦を観て来たかのような、緊迫した臨場感あふれる作品を描いたことが大きなターニングポイント になったことが一目で解る展覧会でした。感動し過ぎて6次元でこんなイベントまで開催したほどです。


    レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」ナイト開催!



    アート9位:「春画展


    永青文庫

    http://www.eiseibunko.com/

    開催期間:2015年9月19日〜12月23日


    開 催前から外野がうるさいのでちょっと辟易していたのですが、やはり行って見るとその美しさにまず驚き感動しました。春画が全く美術館で観られないわけでは ありません。浮世絵展でも一部18禁コーナーを設け展示していたりします。ただし全部が全部美術館まるごと(ショップまで)18禁となるのは今回が初めて のこと。春画の世界は単に男女の「いとなみ」を描いただけでなく、もう何でもありで、今のコミケのルーツは春画なんだな〜と。それと江戸時代の人々の性に 対するおおらかさが素敵過ぎました。


    ただのセクシーグッズじゃない!「春画展」グッズのこだわりがすごい


    アート10位:「村上隆の五百羅漢図展


    森美術館

    http://www.mori.art.museum/

    開催期間:2015年10月31日〜2016年3月6日


    好 き嫌いは別として(嫌いな人ほど)観に行かれると良い展覧会です。日本国内では2001年以来、実に14年ぶりとなる村上隆氏の大規模個展。毎年星の数ほ ど多くの展覧会が開催されていますが、間違いなく歴史にその名を記す展覧会です。それにしても高さ3メートル、全長100メートルもの超大作を一体どのよ うにして仕上げたのでしょう。その秘密も包み隠さず公開されています。膨大な資料の山はまるで一つの巨大な建造物を建てる為の計画書のようです。村上隆氏 にインスピレーションを与えた長沢芦雪や狩野一信の「五百羅漢図」も出品されています。


    「村上隆の五百羅漢図展」

    海洋堂制作 オフィシャルカプセルフィギュア




    以上、独断と偏った嗜好により選んだベスト10です。ギャラリーでの個展やイベント系の展覧会はランキングから除外しました。またグッズ制作など個人的に関わりを持った展覧会もベスト10から除外しました。


    みんなが欲しいチケットホルダープロジェクト×ボッティチェリ

    「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」

    Bunkamura ザ・ミュージアム


    展覧会以外では、2015年3月25日に小学館より『美術展の手帖』を上梓できたことが、個人的には今年一番の嬉しい事でした。



    美術展の手帖』青い日記帳 (編集)


    『美術展の手帖』を上梓しました。


    【バックナンバー】

    2004年 展覧会ベスト10

    2005年 展覧会ベスト10

    2006年 展覧会ベスト10

    2007年 展覧会ベスト10

    2008年 展覧会ベスト10

    2009年 展覧会ベスト10

    2010年 展覧会ベスト10

    2011年 展覧会ベスト10

    2012年 展覧会ベスト10

    2013年 展覧会ベスト10

    2014年 展覧会ベスト10


    こちらもご参考までに。

    プロが選ぶ「2015年 ベスト展覧会」

    かみさんが選ぶ「2015年 展覧会ベスト10」


    ※皆さんもご自身のブログで同じように今年の展覧会を振り返るような記事書かれた方いらっしゃいましたら是非是非トラックバック送って下さい!


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    来年(2016年)はどんな素晴らしい展覧会に出逢えることでしょう。今更ながら美術鑑賞という趣味が持てたこと幸せに感じています。今後とも「青い日記帳」共々引き続き宜しくお願い致します。


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    2015.12.29 Tuesday
    かみさんが選ぶ「2015年 展覧会ベスト10」
    author : Tak
    今年も残すところあと僅かとなりました。大掃除に年賀状書き、お節の準備と何かと慌ただしい時期ではありますが、毎年恒例となりました展覧会年間ベスト10を発表したいと思います。


    鳥高斎栄昌


    最後の忘年会も無事?終えましたのでまずは、自分が選んだベスト10やプロが選ぶ「2105ベスト展覧会」よりも人気の、うちのかみさんが選んだ今年のベスト展覧会を発表します。


    今年から始めた「あなたが選ぶ展覧会 2015」と合わせてお楽しみ下さい。


    ぴかぴかかみさんが選ぶ「2015 展覧会ベスト10」ぴかぴか


    1位:「光琳アート


    MOA美術館

    http://www.moaart.or.jp/

    2015年2月4日〜3月3日


    ブルーノ・タウト「熱海の家」と隈研吾「水/ガラス」を見学しながらの日帰り大人の遠足。琳派と現代アートの組み合わせがよかった。薄暗い空間に浮かんでいるような杉本博司さんの新作が印象的。


    2位:「マグリット展


    国立新美術館

    http://www.nact.jp/

    2015年3月25日〜6月29日


    みんな知ってるマグリット。どこかで目にしたことある作品(本物)がたくさん見られた。元々マグリットが好き!ショップも素敵でした(店員さんのコスプレ?も!!)


    3位:「プラド美術館展

    | 美術展 | 18:49 | comments(0) | -
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      葛飾北斎展に行ってきました


        上野の森美術館で開かれてる ボストン美術館 所有の 葛飾北斎展 に行ってきました

        休日でわなかったけど、かなり混雑。

        そうでしょ、今年度の美術展の目玉展示会のひとつ と言っても過言ではないから。

        URLは  →  http://ukiyoe.exhn.jp/

        URLに展示されてる 「冨嶽三十六景」3D動画は

        → http://ukiyoe.exhn.jp/3d/index.html


       やはり彼は、すごい絵師です。

        一番は やっぱり 「冨嶽三十六景」 ワタシも富士山は大好きですから

        このシリーズが一番ですね。

        知らなかったけど、 斬新なデザイン、鮮やかな色彩、詳細な描写
       
        花鳥画シリーズもいいです。


        
       

          





      | 美術展 | 10:05 | comments(0) | -
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        今秋の美術館めぐり
         
         そろそろ今年も夏の暑さもオシマイ

         秋の気配を感じる今日この頃

         ってわけで、今年の秋の美術館巡り 2つ 紹介

         1つは おなじみ 印象派の絵画展

         場所は 六本木の国立新美術館 「オルセー美術館展」 7/9〜10/20

           印象派の絵画展はかなり行ったけど、見飽きないです。

           → http://orsay2014.jp/


         2つめは、上野の森 美術館  「北斎展」   9/13〜11/9


           →  http://ukiyoe.exhn.jp/index.html

            ボストン美術館所有の北斎の絵を展示  本物はやはりいい



        | 美術展 | 10:04 | comments(0) | -
        0
          第4作品
           
           第4作品  鎌倉・成就院の紫陽花 

            


           
           原本は 2013年 6/11 撮影


            
          | 美術展 | 10:36 | comments(0) | -
          0
            第3作品
             
             2013年 鎌倉。長谷寺のしょうぶを参考に。

             ワタシが好きな印象派的 筆タッチになったでしょ





              
            続きを読む >>
            | 美術展 | 13:08 | comments(0) | -
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